wet-to-dry’s blog

京大大学院生の備忘録ブログ

実験マウスを管理するための専用フォームを開発する6-minor change-

概要

半年前にマウス管理システムを作りました。

wet-to-dry.hatenablog.com

運用していて、少し不便だと思ったところをいじったので、備忘録として残しておきます。

変更点

  • 交配をかける際にオス一匹に対してメスを複数選べるようにした。(前までは交配用のメスマウスを3匹ずつ群飼いして同時にオス一匹と交配をかけていたのですが、最近は耳パンチやtoeカットでそれぞれのマウスを識別できるようにしたので、複数選べる方が便利だな~ということで変更しました。また、同時にすでに交配中のオスマウスも交配相手に選べるようにしました。)

  • 仔マウスの母親と父親がわかるようにした。

  • 交配用マウスの個体識別番号を「prefix」から「ID」に書き換えた。それに付随して、sheetのidを「id」から「sheet_id」に変更した。

  • 交配を終えるときの操作をわかりやすくした。(今までは交配中のすべてのオスとすべてのメスから選んでいましたが、オスを選ぶとそのオスと交配しているメスしか選べなくなりました。)

  • 「生まれた」のページで選べるのは「妊娠」だけにした。(以前は交配用のメスマウスを3匹ずつ群飼いしていたので、同じ親に対して最低三回の「生まれた」アクションを行わなければならなかったのですが、個体識別できるようになったので「妊娠」→「仔育て」操作は一回で良くなりました。)

  • 「生まれた」のページで生まれた数を0で入力すると、「仔育て」を飛ばして「休憩」になるようにした。(以前は交配がかからずに妊娠しなかったメスマウスを「休憩」状態に持っていく方法がなく、spreadsheetに直接書き込んでいたが、これをアプリ操作でできるようにしました。)

できたもの

完成版アプリ↓(僕の本番用は別ですので、自由に使っていただいて構いません)

script.google.com

スプレッドシートは引き続き以下のものを使用しています↓(これも練習用ですのでいじってもらって構いません)

docs.google.com

コード(github)↓

github.com

まとめ

まあ、やったことは僕が使いやすいようにいじっただけなので、本当にminor changeです。

特に動画を載せる必要もないかな。

2020/12/03追記

記事をまとめました。

wet-to-dry.hatenablog.com