wet-to-dry’s blog

京大大学院生の備忘録ブログ

RStudioでGitを使う

初めに

前回の記事で、RStudioでRを開発することにしました。

wet-to-dry.hatenablog.com

RStudioではGitでversion管理を行えるらしいので、Gitを入れてみます。

Gitを入れる

Gitのページからダウンロードします。

git-scm.com

ほぼこのブログを参考にGit for Windowsを入れました。

ブログと違うところは、

  • Choosing the default editor used by GitをUse Visual Studio Code as Git's default editorにしたこと

  • Choosing HTTPS transport backendをUse the native Windows Secure Channel libraryにしたこと

  • Configuring the line ending conversionsをCheckout Windows-style, commit Unix-style line endingにしたこと

くらいです。

プロンプトで行った設定↓

$ git --version
git version 2.28.0.windows.1

$ git config --global user.name "wet-to-dry"

$ git config --global user.email "*****@*****.com"

$ git config --list
diff.astextplain.textconv=astextplain
filter.lfs.clean=git-lfs clean -- %f
filter.lfs.smudge=git-lfs smudge -- %f
filter.lfs.process=git-lfs filter-process
filter.lfs.required=true
http.sslbackend=schannel
core.autocrlf=true
core.fscache=true
core.symlinks=true
pull.rebase=false
credential.helper=manager
core.editor="C:\Users\*****\AppData\Local\Programs\Microsoft VS Code\Code.exe" --wait
user.name=wet-to-dry
user.email=*****@*****.com

RStudioでGitを使う

今度はこのブログを参考に進めていきます。

まず、File>New Projectから新しいプロジェクトを作成しますが、図の「Create a git repository」にチェックを入れておきます。

f:id:wet-to-dry:20200919173441p:plain

すると、右上にGitのタブができます。

f:id:wet-to-dry:20200919173631p:plain

Gitペイン内のDiffボタンを押すと、commit用のウインドウが出てきます。

f:id:wet-to-dry:20200919174616p:plain

差分のcommitバージョン。

f:id:wet-to-dry:20200919175504p:plain

ちなみに、Status内のマークは

  • ?→gitの管理対象になっていない

  • A(Added)→新たにgitの管理対象になった

  • D(Delete)→リポジトリにあったファイルが削除された

  • M(Modified)→リポジトリの状態から変更されている

  • U→リポジトリ間で差分が衝突している

らしいです。

また、フォルダ内に.gitignoreというファイルが作られますが、これはgitの管理対象にしないファイル(Gitペインに表示されないファイル)のリストらしいです。これを編集すれば管理対象にしないファイルを指定できるらしい。

GitHubと連携

引き続きこのブログを参考に進めていきます。

今までの処理はすべてローカルで保存されているだけらしい。

なので、GitHubなどのリモートレポジトリに入れられるようにする。

Rstudio用の新しいレポジトリを作成し、"https://github.com/ユーザー名/レポジトリ名.git"をコピー。

f:id:wet-to-dry:20200919181229p:plain

RstudioのGitペイン上で、歯車のボタンからShell...をクリック

f:id:wet-to-dry:20200919181651p:plain

出てきたWindows Power Shellに

git remote add origin https://github.com/ユーザー名/レポジトリ名.git

を打ち込みます。

その後、branchボタンから

f:id:wet-to-dry:20200919184604p:plain

新しいbranchを作成し(Remoteはoriginでいいです)、Create!

f:id:wet-to-dry:20200919184305p:plain

こんな感じで新しいbranchができます。

f:id:wet-to-dry:20200919184218p:plain

変更点がcommitし終わったら、pushボタンでリモートレポジトリを変更!

感想

とりあえずうまく行ったので一安心。

参考

qiita.com

qiita.com